創業48年目を迎え、銀座の画廊として成すべき原点を省みた時、改めて“当代を代表する巨匠の発信”に思いが至りました。
現在、実力、人気、評価、自他ともに認める三名です。各先生方とは長いお付き合いがあり、作品も取り扱ってきましたが三人展は初めてです。
何故、彼らが巨匠と呼ばれるにふさわしいのか。古今東西の美術史を紐解くと、見て楽しめる、何かを感じるだけではなく、
歴史への深い洞察を背景に同時代的な意義を持ち、深く読むことのできる内容がある作品を残した画家が巨匠として名を残しています。
三名の各作品は各鑑賞者がそれぞれの思いで見て感じ、読んで考えさせられる深さがあり、美術史にその名を残すものと確信しています。各本画、版画を展示いたします。
永井画廊 永井龍之介