Nagai Art Gallery
Since 1971

松﨑覚 

-神品 蝋彫刻“私って誰”-展

Satoru Matsuzaki

会期:2025年4月22日(火)―5月5日(月・祝)10:00-18:00[会期中無休]

ジャン=ポール・サルトル
(1905-1980)
130×61×90㎝ 2016年

チェ・ゲバラ
(1928-1967)
186×64×73㎝ 2010年

ジョン・レノン
(1940-1980)
180×70×45㎝ 2013年

フョードル・ドストエフスキー(1821-1881)
136×57×91㎝ 2022年

蝋人形とは・・・

人は自分の願望や理想の姿を自分の顔にしようと世間発行の身分証獲得に生涯をかける。しかし世間の評価との間には少なからずギャップがある。
 中には自身にもわからない漠然としたものもある。それらのギャップは言葉、文章等でおぎなわれ、――時には肖像画、ポートレート等に於いて、それらしい表情でポーズをとり、理想の姿を表現し再度他者の承認を求める。「これが私です」と。そしてその理想の姿を立体化し、生命を吹き込んだものが蝋人形です。そこには本人の意識外の『ナニカ』も表現される。
―― 造形のメタファーだ。

松﨑 覚

主旨

松﨑氏はこれまで数千体の肖像彫刻を蝋で制作されています。
 特に芸術家シリーズは各対象となった人物への深い思いをも投影され、神品といえる芸術作品となっています。
 サルトルから「20世紀で最も完璧な人間」、ジョン・レノンから「世界で一番カッコいい男」と称賛された20世紀最大のカリスマ“チェ・ゲバラ”、ロシアによるウクライナ侵攻の報道に日々接するなか、ロシアの偉大な先人に思いを致しながら制作された“ドストエフスキー”などいずれも松﨑芸術の到達点ともいえる傑作揃いで、いま必要とされる時代精神を象徴する見事な作品に昇華しています。
 昨年11月に初めて作品に出会いクオリティの高さに衝撃を受け、是非展覧会を通して多くの美術ファンに知って頂きたいと申し入れたところ、快くご了解を頂きました。
 これまで無名の職人として仕事をしてこられましたが、このたび初めてアーチストとして自作を世に問う画期的展覧会になります。何卒ご高覧のほどよろしくお願いします。

永井龍之介

出品作品

蝋彫刻『芸術家シリーズ』等身大9体

  • パブロ・ピカソ(1881-1973) 133×77×77㎝ 2002年
  • チェ・ゲバラ(1928-1967) 186×64×73㎝ 2010年
  • 太宰治(1909-1948) 100×84×87㎝ 2012年
  • アインシュタイン(1879-1955) 179×60×45㎝ 2013年
  • ジョン・レノン(1940-1980) 180×70×45㎝ 2013年
  • 夏目漱石(1867-1916) 132×60×90㎝ 2014年
  • 芥川龍之介(1892-1927) 137×61×90㎝ 2016年
  • ジャン=ポール・サルトル(1905-1980) 130×61×90㎝ 2016年
  • フョードル・ドストエフスキー(1821-1881) 136×57×91㎝ 2022年

松﨑覚 プロフィール

 
 1944年生まれ
1950
 6歳からスーパーリアリズム画家第一人者上田薫氏に師事
 兄の松﨑二郎と共に美術の手ほどきを受ける
1967
 明治学院大学経済学部卒
 アフリカ、南米、中東、ヨーロッパ、アジア各地へ放浪の旅
1970
 帰国
1971
 兄(彫刻家/東京藝術大学卒)の元で蝋人形の制作を始める
1984
 独立 そして現在に至る

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