主旨
松﨑氏はこれまで数千体の肖像彫刻を蝋で制作されています。
特に芸術家シリーズは各対象となった人物への深い思いをも投影され、神品といえる芸術作品となっています。
サルトルから「20世紀で最も完璧な人間」、ジョン・レノンから「世界で一番カッコいい男」と称賛された20世紀最大のカリスマ“チェ・ゲバラ”、ロシアによるウクライナ侵攻の報道に日々接するなか、ロシアの偉大な先人に思いを致しながら制作された“ドストエフスキー”などいずれも松﨑芸術の到達点ともいえる傑作揃いで、いま必要とされる時代精神を象徴する見事な作品に昇華しています。
昨年11月に初めて作品に出会いクオリティの高さに衝撃を受け、是非展覧会を通して多くの美術ファンに知って頂きたいと申し入れたところ、快くご了解を頂きました。
これまで無名の職人として仕事をしてこられましたが、このたび初めてアーチストとして自作を世に問う画期的展覧会になります。何卒ご高覧のほどよろしくお願いします。
永井龍之介