会期
■2024年 2月1日(木)-10日(土) 日曜休廊
10:00‒18:00(初日16:00より/最終日16:00まで)
主旨
「芸術家たちの鎖の一環」
ゴッホが述べた言葉をヒントに里見勝蔵が結成した「第一回美術環展」(1967)
「第一回環展」(1969)を2013年に再興、以来山内滋夫氏を中心としたメンバーにより、“美と時代“を問うグループ展を開催してきました。
今回再・再興以来5回目となる展覧会です。前回に続き、“日本美の真髄は粋にあり”と熟考してきた弊廊の拠って立つテーマです。同じテーマを続けることで、画家、鑑賞者共々“粋な美”を発見する機会になることを期待しています。
ようやく銀座にも活気が戻ってきました。コロナを経て明らかに時代、社会の転換を感じています。新時代にふさわしい皆様が思うそれぞれの“粋”な表現を通して、いまの時代の日本において創作する意義を知って頂く機会になれば幸いです。
永井龍之介
出品作家
(五十音順)
井手尾摂子 「春の雪」 F4 油彩・アクリル・テンペラ・顔料
井上つや子 「ドゥブロヴニク」 F3 油彩
蛯子真理央 「回転木馬の夜」 M20 油彩
大村光「万物和音.19-24」 M15 アクリル絵具・パネルに麻布張り
嶋村有里子 「残月」 32×27㎝ ガラス絵
傍島幹司 「紅の樹間」 72.7×51.5㎝ 油彩・パステル・パネル
福井洋一 「帽子店」 28×31.5㎝ ミクストメディア
向山武志 「トルソ」 36×21×15㎝ 乾漆
山内滋夫 「罌粟と豌豆」 M15 アクリル絵具・麻布