Nagai Art Gallery
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-軽井沢・東京銀座巡回-

柳沢正人 浅間三十六景展

MASATO YANAGISAWA

銀座展 会期:2025年9月2日(火)-13日(土)

「浅間朝陽」F30

「種畜牧場の春」F6

「小海線と浅間(夏)」F6

「浅間秋景」F6

「嬬恋村の冬」F6

「千住博美術館より望む」P6

主旨

軽井沢千住博美術館ギャラリーでは2017年から毎夏 信州、軽井沢及び千住博さんゆかりの作家、作品展を企画しています。今回はそれらがいずれも揃った貴重な企画展です。 柳沢さんは佐久市生まれ、岩村田高校卒、東京藝大日本画稗田一穂研究室では千住さんの先輩にあたり、お互い画業を認め合っています。藝大卒業後、イタリア留学をきっかけとしてイタリアの歴史、文化、風土を実感するなか生まれた、悠久の時空を超えた壮大なスケールで展開するイタリア風景シリーズで人気を博しています。
 2年前に本企画をご提案したところ「“浅間”は幼少期から身近な存在で特別な思い入れがある。是非取り組みたい。」ということで初めて連作に挑まれました。 50年の血肉となった画業で、ご自身の深層にある“浅間”への深い思いが結実した本シリーズは、日本近代絵画を代表する梅原龍三郎、小山敬三らの代表作「浅間」に続き日本風景画史にその名が刻まれることと思います。
 本展は、藝大卒業後模索時代、イタリア時代を経て、至った柳沢芸術第三章の幕開けといえます。 軽井沢~東京銀座巡回を通して地元の皆様、絵画ファンをはじめ多くの皆様にご覧頂きたくご案内します。

永井龍之介

出品作品

油絵44点+版画1点

柳沢正人
MASATO YANAGISAWA

1955
長野県佐久市生まれ
1981
東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
1989
第10回山種美術館賞展出品(同91.93.95)
1991
第2回五島記念文化賞美術新人賞
(イタリアフィレンツェ海外研修)
1992
両洋の眼現代の絵画展(同93-99.09)
1993
菅楯彦大賞展大賞(90佳作賞)
2024
紺綬褒章
箱根芦ノ湖成川美術館、日本橋三越等で個展開催

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