Exhibition

展示会

彦坂 naoyoshi 
ゾンビ芸術と美女絵画展

会期

■2024年5月24日(金)-6月5日(水) 10:00-18:00
[5月24日(金)のみ~21:00「画廊の夜会」] 日曜休廊

開催イベント

YouTube 「鑑定士永井龍之介のアート探求サロン」
対談: 彦坂尚嘉・永井龍之介
配信日時:前編5月24日(金)18:00~/後編5月31日(金)18:00~

作家より

 私の画像生成AIを使った初めての個展は、2017年に高円寺のプラトー・ギャラリーで開催した『ウクライナのひまわりと復興の夢』でした。
このAI芸術を観たNAU21世紀美術連立展から招待され、画像生成AIによる高さ5mの大作を制し、2022年、2023年の2回、国立新美術館で展示しました。
その前の2017年に『切断芸術運動というシミュレーション・アート展』を東京都美術館で開催しましたが、それが画像生成AIによる作品制作へと展開したのです。
ロシアによるウクライナ戦争の開始以後、コンピューター技術が大きく向上し、人工知能(Artificial Intelligence)も劇的に変化しました。
それは世界史の大きな変動となり、さまざまな社会変動を生みはじめ、現代美術の世界にも大きな変革を与えようとしているのです。

彦坂尚嘉


主旨

 美共闘を芸術運動に転換し、時代、社会と対峙しながら現代美術の一線で活躍され、国際的にも高い評価を得ている作家のAI新作展。
近年急速に進化し、いまの時代精神の象徴ともなったAIの意義を問う企画です。
画業のみならず大きな視野から歴史、芸術、社会等を冷徹に見つめ批評する思想家としての彦坂先生には敬意を表しています。AIに着目された今回の展示は、まさに彦坂芸術の面目躍如たるものがあります。私自身“AI時代に問われる絵画の意義”をYouTubeや講演会等で語り、AIに注目しています。 
彦坂・永井の画期的な組み合わせによる展覧会、多くの皆さまにご覧頂きたくご案内いたします。

永井龍之介


展示作品

「日本美人・愛子 Japanese beauty Aiko」
「ゾンビ・愛子 Zombie Aiko」
各1000×803㎜ インクジェットプリント(サテンキャンバス) 他

「ゾンビ・愛子 Zombie Aiko」
1000×803㎜ インクジェットプリント(サテンキャンバス)

「日本美人・愛子 Japanese beauty Aiko」
1000×803㎜ インクジェットプリント(サテンキャンバス)

彦坂尚嘉

Naoyoshi Hikosaka

1946年
東京都世田谷区生まれ
1967年
多摩美術大学絵画科入学
1969年
宮本隆司、石内都、刀根康尚、堀浩哉らと美術家共闘会議(美共闘BIKYOTO)結成に参加
1970年
多摩美術大学絵画科を中退
1975年
第9回パリ青年ビエンナーレ
1982-1983年
文化庁在外研修員としてフィラデルフィア大学院グラデュエイトスクール・オブ・ファインアーツに特別生として留学
1982年
第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ
1987年
第19回サンパウロ国際ビエンナーレ
1988年
オリンピアード・オブ・アート
1989年
ユーロパリア・ジャパン
1999年
グローバル・コンセプチュアリズム展
2001年
センチュリー・シティ展
2005年
リュブリアナ国際版画ビエンナーレ
2007年
リスボン建築トリエンナーレ

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