Exhibition

展示会

奥山忠展

会期

■2022年4年8日(金)-23日(土) 日曜休廊
10:00~18:00 (最終日16:00まで)

主旨

 かねてより世界に発信すべき“ニッポンアート” を模索してきたこともあり、20数年前から、奥山先生の神秘的で東洋的幻想絵画ともいえる作品に惹かれ注目をしていました。このたびご縁を頂き、個展を初めて開催します。
 神仏像など「祈り」の形に至上の美を見いだし、ヒマラヤでの瞑想体験で出会った法悦感の中、美しく気品高い女性像に神々しい菩薩の姿を重ねる幻想的な作品約15点の展覧です。 各作品と向き合い、展示空間に抱かれながら 時空をワープする体験を共有して頂ければ幸いです。

永井龍之介


作家より

 〈人が祈る姿〉に、また、人が祈りの心に拠って作り上げてきた〈祈りのかたち〉…
 神や仏の像などに、至上の美しさを感じております。
 自らは信仰心を持ち得ておらず、祈り方なども識りませんが、手を合わせ、目を瞑り、大切なひとのことなどを想いますと、自然とこころが鎮まってまいります。
 古今数多の〈祈り〉を敬いながら、自分なりの〈祈りのかたち〉を白い平面の中に作り上げてみたい…。
 そのように願い、祈るようなこころで絵筆を重ね続けているのです。

奥山 忠


展示作品

「塔」「游花」「たなごころ」「連珠」他
いずれも胡粉・顔料・膠・和紙

「遊花」
胡粉・顔料・膠・和紙 33.3×53.0㎝

「たなごころ」
胡粉・顔料・膠・和紙 90.9×65.2㎝

「塔」
胡粉・顔料・膠・和紙 20.0×60.0㎝

「連珠」
胡粉・顔料・膠・和紙 65.2×45.5㎝

奥山 忠 略歴

Tadashi Okuyama

1966年
 東京に生まれる。
1989年
 工学院大学電子工学科卒業
 
 中国・インド・チベットなどのアジア諸国の仏跡を二年ほど遍歴した後、1993年以降、個展を中心に絵を発表するようになる
 
現在無所属

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