Exhibition

展示会

「名画の中の恋人たち」(池田書店)刊行記念
ピカソ"愛と平和のメッセージ"展

会期

■2020年1月20日(月)~2月1日(土)
11:00-19:00 日曜休廊

関連イベント

■出版記念 永井龍之介トーク&ワインパーティ
☆1月24日(金)
 17:00~17:30 永井龍之介トーク
 17:30~18:30 ワインパーティー
(定員30名/会費3,000円[書籍代1,760円含]/要予約)

展示作品

  • ☆横たわる裸婦と画家
     ペン/紙 23.3×31cm 1969年
      個人蔵
  • ☆女の顔 (サルタンバンクシリーズ)
     エッチング 12×9cm 1905年
     池田20世紀美術館蔵
  • ☆女の横顔 (サルタンバンクシリーズ)
     ドライポイント 29×25cm 1905年
     池田20世紀美術館蔵
  • ☆彫刻の前の裸婦
     エッチング 31×22cm 1931年
     池田20世紀美術館蔵
  • ☆帽子をかぶる女の顔
     リノカット 34.5×27cm 8/50
     1962年 池田20世紀美術館蔵
  • ☆世界平和会議
     ポスター版画 51×65cm 1949年
     池田20世紀美術館蔵
     ※原画を撮影した写真をもとにリトグラフで50部制作 

銀座ギャラリー 展示

永井龍之介 監修書籍 「名画の中の恋人たち」(池田書店)

主旨

 イタリア・ルネサンスの美術史家ヴァザーリによれば、「神話時代、ひとりの乙女が恋人との辛い別れを経験した。その際せめて相手の姿を留めておこうと、相手の影の輪郭を壁に写しとった。ここから絵画がはじまった。」
いわば“絵画は愛から生まれた。“
 この伝説はかつて西欧において広く流布していました。名画の来歴を探ると、画家とモデルが織りなす恋愛ドラマや画家の性癖、画中の人物たちの禁断の関係といった様々なストーリーが見えてきます。本書ではそんな26編の物語を多くの画像とともに紹介しています。
 本書刊行を記念して、ピカソの版画を中心とした展覧会を開催します。
 ピカソは恋多き画家で、付き合う女性が変わるごとに画風が次々に変わりました。 本書では、代表作「ゲルニカ」も“四角関係”の泥沼から生まれたエピソードを紹介しています。
 画風は変遷しましたが、ピカソが生涯追求したものは一貫しています。それが“愛と平和のメッセージ“です。
 本展ではピカソが愛した女性像の版画、国際平和会議のポスターなど貴重な作品を展示し、20世紀最大の巨匠の足跡の一端を紹介します。

永井龍之介

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