Artist

作 家

気鋭の画家

大築 勇吏仁

Yurihito Otsuki

Profile

1958年
埼玉県生まれ
早稲田高校在学中、大岡信にデッサンや詩の助言を受ける。
1986年
スペインに渡り、マドリッド総合大学美術学部に学ぶ。
2013年
永井画廊で「エデンの回帰」展(スペイン大使館後援、東京)
2014年
永井画廊「大築勇吏仁-大岡信へのオマージュ」(東京)
大岡信ことば館「大築勇吏仁-記憶と現在」(三島)
2015年
ルーベン・ダリーオ、ファナ・デ・イバルブールーら、 南米の大詩人たちの詩の絵画シリーズ詩画集「詩の幻視」を出版。(マドリッド)
「大築勇吏仁個展-詩の幻視」 ニコラス・サルメロン文化芸術センター(マドリッド)
2016年
大型版画集「カノン・レンブラント」をマドリッドにおいて刊行。
2017年
白血病により13才で夭折した少女・アレハンドラ・イリオンドの残した奇跡的な幻想物語「シャダの子守歌」を編集、画家自身の挿画を加えてアリマール社より刊行。
マドリッドLe書店で出版記念会。
売上げは全てアラジン小児がん基金に寄付。
2018年
エドガー・アラン・ポーの名詩「アナベル・リイ」をもとにした版画 詩画集をマドリッドのエディターセンターより刊行。東京永井画廊で初公開。

大築勇吏仁はスペインの聖地エスコリアルに30年近く滞在、16世紀フェリペ2世以来の伝統である禁欲的、宇宙的、魔術的エネルギーが宿るこの地で、西欧文化のエキスをたっぷり吸収しながら自身の感性が触発され、画家として大輪の花を咲かせようとしています。
10代からエスコリアルに憧れ、詩人大岡信氏に高校3年時に認められたデッサンと色彩センス、生来持っている詩的精神、スペインで学んだ造形、構成力を土台として、自己の孤独と向かい合い、ダ・ビンチ、カラヴァッジオら歴史上の人物と対話をしながら、西欧の伝統的な神話をテーマに浪漫、神秘、幻想に満ちた絵画世界を構築しています。

「春 少女に-大岡信を偲んで」

アクリル、木炭、キャンバス

73×60cm 2018年

「ウンディーネ(水妖記)Ⅱ 」

アクリル、木炭、キャンバス 73×60cm 2018年

詩画集5点セット

「エドガー・アラン・ポー《アナベル・リイ》 」

ベリン木綿高級アルシュ紙、超微粒子インク手刷り

各32×39cm 2018年  限定25部

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