会期

2019年4月15日(月)－4月25日(木)　日曜休廊
11:00～19:00（初日16:00～19:00）

主旨

　日本を代表するフレスコ画家として 活躍されている作者は長年熊本に在住、 折々に市内の日常風景を描いてこられました。熊本地震から3年、それらの作品が震災前の失われた風景、震災後の復興のあゆみを残す貴重な記録ともなっています。
「熊本日日新聞」連載挿絵（2015年～）と 合わせて、現代社会の一断面を捉えた 水彩画展です。

〈出品作品〉
・熊本風景 水彩画 20点
・新聞挿絵 原画 10点

＜ 作家プロフィール ＞

有田 巧/Takumi Arita

• 1952

  鳥取県生まれ

• 1980

  東京藝術大学大学院修了

• 1988

  イタリア留学（第3回小山敬三美術 振興財団海外研修）
  ローマ、ジュリアーノ・バルディ氏の工房に絵画修復、古典技法を学ぶ
  第64回白日展･佳作賞、以後毎年出品

• 1990

  第66回白日展･準会員奨励賞、会員推挙

• 1992

  第1回林武賞展･佳作賞
  （東京セントラル絵画館）

• 1993

  第69回白日展･文部大臣奨励賞

• 2000

  第76回白日展･内閣総理大臣賞

• 2001

  第3回雪梁舎フィレンツェ賞展･大賞
  （雪梁舎美術館）

• 2003

  マケドニア･ストゥルミカ国際造形芸術祭
  （マケドニア共和国･ストゥルミカ）
  イタリア･フォーチェン福祉施設「サン･フランチェスコの家」にフレスコ画制作

• 2004

  第80回白日展･伊藤清永賞
  風の会展（イタリア･レカナティ市庁舎、 ’07ブルガリア･マケドニア、 ’08フィレンツェ）
  

• 2005

  両洋の眼展（日本橋三越 ～2010）

• 2007

  21世紀展（東京美術倶楽部 ～2014）

• 2014

  第90回白日展･白日会
  創立九十周年特別賞

• 個展、グループ展多数
  現在 白日会 常任委員