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佐藤一郎とその仲間たち展 -素描から見る現代リアリズム-

2016年2月15日㈪〜27日㈯ 11:30~19:00 日曜休廊

佐藤一郎とその仲間たち展

 

 一昨年の一月に、「佐藤一郎退任展」を開催したおり、同時に「見ること描くこと」と題し、油画技法材料研究室のみなさんをはじめ、私が東京芸術大学に在職した三四年間に出会った人たちを中心とする展覧会が開催されました。大変好感を持っていただき、「見ること描くこと」の展覧会を鑑賞して「東京芸術大学の根幹を見た思い」と感想を述べた人がいたと、聞いております。
 昨年、永井画廊の永井龍之介さんから、「見ること描くこと」の展覧会に出品した人たちを選抜して展覧会を開催していただけませんかと相談を受けました。ちょうどその時期、三越美術部がすでに同じような企画を進めており、油画を主体にした展覧会はできないと思いますと返答しました。すると、「素描展」でお願いできないだろうかと、提案がありました。永井画廊と三越美術部が話し合った結果、日本橋三越での展覧会に合わせて、永井画廊の素描展を開催するということになりました。相剰効果が期待できるかもしれません。
 永井画廊には、これまで数回作品を出品したことがあります。一つには、二〇一二年「光の肖像 in Tokyo」展に作品を出品しました。油画技法材料研究室出身者である大矢英雄教授が二〇〇四年から取り組み、広島被爆者、被爆二世、三世の肖像画制作プロジェクト「光の肖像」展をロンドンで開催しましたが、その制作プロジェクトに私も参加していたからです。二つには、青木繁「海の幸」オマージュ展に、二〇一三年から昨年まで、出品しています。青木繁は、房総半島米良の小谷家で「海の幸」を制作しております。米良の小谷家を文化遺産として制作当時の姿に修復保存しようと、NPO法人 青木繁「海の幸」会が設立されています。わたしは、その趣旨に賛同し理事として参加しています。その会が展覧会を企画し、募金活動をおこない、永井画廊をはじめとする全国の画廊で開催しているのです。
 このような展覧会への出品を通し、永井龍之介さんと知り合いになりました。近代洋画、日本画鑑定士として、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出演しているので、姿なり語り口なりを見覚えている人も多いのではないでしょうか。新人発掘も心がけ、なんとか美術界の活性化に寄与いたしたいという志もある人ではないかと、思っています。わたくしが出品者を選抜することは不可能なので、永井龍之介さんに原則すべてお願いした次第です。その結果、日本橋三越本店での展覧会と重なっている人もいますし、そうでない人もおります。みなさんの自己表現の姿としての素描作品に出会えることを楽しみにしております。
平成二八年一月一八日 竜ヶ崎市長山にて
佐藤 一郎

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